医療関係者・学生の皆様へ 医学生の皆様 医師臨床研修の内容

臨床研修の内容

院長からのメッセージ

院長 芳賀 甚市

医学生の皆様へ

 福島赤十字病院は昭和18年に日本赤十字社福島支部療院として、福島市舟場町に創立され、
昭和37年に入江町に新築・移転、さらには増改築がなされ現在に至り、福島県北医療圏の中
核病院として発展してきました。
 当院は総合病院として「みなさまに信頼され親しまれる福島赤十字病院」を基本理念とし、地域医療機関と連携をはかり地域医療・救急医療・災害時の救護活動に努めております。
 救急医療では救急指定病院に指定されており、平成16年には、救急医療の貢献に対し厚生労働大臣賞も頂いております。災害時医療では地域災害拠点病院に指定されており、国内・海外の災害に備え日本赤十字社福島県支部と共に訓練を行っており、奥尻島の大津波・阪神淡路の大地震・新潟中越の大地震などに医療救護班の派遣実績があります。
 また、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所も設置されており、介護、福祉にも努めております。
 このように当院は、研修医の皆様にプライマリ・ケア,救急医療さらに災害時医療と幅広い研修の場を提供できるものと確信しております。
 福島は日本赤十字社の平時災害救護の発祥の地です。熱意あふれる皆様をお待ちしております。

研修の理念と目標

 臨床研修は、医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付けることのできるものでなければならない。

研修に関する4つのポイント

1. 救急患者数

救急患者数7136人1日平均19.6人 救急車搬送人員数2081人1日平均5.7人 県北地区では最多 第1に救急患者さまが多いことです。平成21年度の救急患者数と救急車取扱件数を示しましたが県北地区では最も多くの救急患者さんを診療しております。また、患者さまの疾患をMDC分類しますと、患者疾患の種類が多様で様々な疾患を持つ患者さまを診療していることが分かります。これらのことはプライマリ・ケアを研修するにあたりとても大事なポイントです。

資料 福島市消防署救急搬送人員数・患者疾患のMDC分類を見る

2. 第2種感染症指定医療機関

 当院は第2種感染症指定医療機関です。写真はSARSの流行が危惧された時期の訓練の様子です。充分な感染防止対策と設備のもとで、診療を行ないます。

SARS患者受入訓練陰圧装置病床

3. 院内に精神科がある

 当院では院内に精神科病床があります。院内に精神科病床がある研修病院は数多くありません。高度の認知症や精神疾患患者さまでも他科との連携で内科・外科的な治療が行えます。また、リエゾン精神医学についても研修ができます。

4. 災害拠点病院

当院は災害拠点病院です。災害などの有事に備えて訓練を行う機会があります。

救護活動状況(派遣人員:医師1名、看護師1~3名)各種災害訓練、各地への救護活動など

赤十字病院の役割
国際援助活動

国際医療救援拠点病院を中心に、災害や紛争の被害者への医療救援活動、病院・診療所の復興支援を行っています。

●タイ(カンボジア難民救護) ●中東地域(湾岸戦争難民救護)

救護活動

研修プログラムの管理

 研修の最終責任者は病院長です。病院長の下に、「医師臨床研修管理委員会」が設置されております。
 福島赤十字病院と臨床協力病院および臨床協力施設とが共同で行う医師の臨床研修の管理・運営等卒後臨床研修全般にわたる検討・調整・認定・決定は医師臨床研修管理委員会で行います。
 医師臨床研修管理委員会の委員若干名とプログラム委員で構成される「臨床研修プログラム委員会」によって、毎年のプログラムの作成・検討等具体的な立案および実施にかかる連絡調整が行われます。

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指導体制

 各科により、マンツーマン、チーム体制をとっており、研修中各科1~2名の研修医が研修を行います。研修は診療における考え方、基本手技の習得を重視し、実際に診療現場で体験しながらこれを学習します。

(1)プログラム責任者及びプログラム副責任者

プログラム責任者及び副責任者は、研修プログラムの企画立案及び実施の管理並びに2年間にわたり研修医に対する助言、指導その他の援助を行います。

(2)指導医

指導医は、臨床経験7年以上で、プライマリ・ケアを中心とした指導を行える十分な能力を有しています。また、指導医一人が受け持つ研修医は、2名までとすることで、きめ細やかな研修が受けられます。

研修評価

研修医は臨床研修の記録及び自己評価等を行い、各科(部)・施設での研修修了後、プログラム責任者、プログラム副責任者、各部長及び指導医の評価を受けます。
研修終了時に医師臨床研修委員会が研修手帳等で総合的な評価を行い、病院長に上申します。病院長は研修を修了したと認定された研修医に対して、病院長名で臨床研修修了認定証を授与します。

研修修了後の進路

引き続き後期臨床研修医として研修することができます。また、当院勤務医として勤務することも可能。
さらに、福島県北病院群で実施できる後期臨床研修プログラムの設定を予定しています。

後期研修プログラム・・・内科、消化器科、循環器科
日本赤十字社認定コース

総合内科専門医コース
循環器科重視コース
消化器科重視コース
リウマチ・膠原病・アレルギー重視コース

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