糖尿病・代謝内科
診療担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 11:30迄 | 渡邊 桐子 医大/内分泌・糖 |
佐藤 義憲 | 佐藤 義憲 | 佐藤 義憲 | 佐藤 義憲 |
大槻 沙央里 内分泌・糖 |
||||||
午後 |
糖尿病・代謝内科について
糖尿病・代謝内科では、糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・肥満症・甲状腺やその他の内分泌疾患について診療を行っています。
診療の特徴
従来より、糖尿病をお持ちの方の入院・外来診療、および他科で入院中の方に対しての血糖コントロールに注力してきました。2024年4月より、福島県立医科大学 糖尿病内分泌代謝内科学講座との連携が強化され、これまで以上に甲状腺や内分泌疾患の診療に力を入れる体制が整っています。糖尿部門に関しても、最新の知見を取り入れ、最適な治療法を一緒に考えてまいります。
糖尿病 教育入院について
当院では、「糖尿病教育入院」を行っています。
糖尿病教育入院とは、糖尿病と診断された患者さんに対し、一定の期間入院していただき、糖尿病についての基礎知識の学習や療法などを実践しつつ学んでいただくためのプログラムです。
糖尿病についての知識の習得とともに、食事療法や血糖自己測定などの自己管理スキルを向上させて、「ご自宅に帰ってからも適切な自己管理・治療が行えるようになる」ことを主な目的としています。
糖尿病教育入院中には、多職種が連携して日常生活を見直し在宅での管理に向けて、患者さんやそのご家族へ療養指導を行い、サポートをさせていただいております。
1.看護師の役割
入院中は、糖尿病を上手くコントロールするために、糖尿病や合併症、食事・運動療法、薬剤について、パンフレットやDVDを視聴していただきながら、正しい知識を身につけていただいています。また、退院後も継続的な血糖測定やインスリン注射が必要となった患者さんやそのご家族へは、デモ機を使用しながら手技の指導も行っております。
私たちは、患者さんに寄り添い、生活状況の個別性に合わせた指導を心がけております。退院後も、在宅で継続して管理を行う患者さんやそのご家族へサポートを行うために、病棟と外来の連携に力を入れております。
外来・入院看護師によるカンファレンスの様子
患者さんへの説明に最適なパンフレットを検討している
2.薬剤師の役割
近年、糖尿病は特に若年者での発症が増加傾向にあり、当院においても幅広い年齢の方が糖尿病の教育のため入院されています。
糖尿病治療薬にはインスリン注射のほか、インスリン抵抗性改善系、インスリン分泌促進系、糖吸収・排泄調整系の内服薬など様々な薬があり患者さんに合った薬が選択されます。
当院でも様々なケースに対応できるよう多数の糖尿病薬を採用しています。
また、バイオシミラーの積極的導入により医療費抑制にも取り組んでいます。
当院では、約2週間の糖尿病教育入院の中で必ず担当薬剤師が介入し、パンフレットなどを用いて薬の作用や服用方法、インスリンやGLP-1作動薬の自己注射の使用・管理方法、低血糖症状とその対処法などについて説明を行っています。また、退院後も安心して治療ができるよう必要に応じて保険調剤薬局と連携し情報共有等行っています。
糖尿病教育入院を通して正しい知識や情報を伝えることで、患者さん自身が治療に前向きに取り組んでいけるよう努めております。
当院採用の糖尿病薬一例
3.管理栄養士の役割
糖尿病教育入院では、管理栄養士による栄養指導を入院時と退院時に実施し、外来でも継続指導を行っています。患者さんの食生活に合わせ、栄養バランスの良い食事について説明を行っています。栄養指導ご希望の方は、お気軽にお申し出ください。
当院の糖尿病食
入院中の食事は医師の指示のもと
1200kcal,1440kcal,1600kcal,1840kcalの
4段階に分かれています
施設認定
- 日本糖尿病学会認定施設
ドクター紹介

専門
糖尿病
所属学会、認定、専門医等
日本内科学会認定内科医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医・指導医

専門
糖尿病・内分泌代謝
所属学会、認定、専門医等
日本内科学会