TEL024-534-6101
文字サイズ
Japanese Red Cross Society

包括同意について

  1. HOME
  2. ご利用の方へ
  3. 包括同意について

 当院では、患者さんに安全で円滑な医療を提供するため、診療や看護の内容に応じて「書面による同意が必要な医療行為」と「口頭で説明し同意を確認する医療行為」に分けて対応しています。

 日常的に行われる診察・検査・処置・看護ケアなど、患者さんへの身体的負担が比較的少ない医療行為については、「包括同意」として取り扱います。

 同意いただけない行為がある場合は、遠慮なく病院職員へお申し出ください。お申し出がない場合は、包括同意をいただいたものとして診療を進めさせていただきます。なお、包括同意をされない場合でも、それによって不利益な扱いを受けることはありません。

医療行為に伴うリスクについて

医療行為は、必要な知識・技術を有する医師、看護師等が十分な安全確認のもとで実施します。しかし、医療には予測できない病状の変化や、まれな副作用・合併症が発生する可能性があります。診療や処置の後に体調の変化や気になる症状があった場合は、速やかに病院職員へお知らせください。万一、合併症等が発生した場合は最善の治療を行います。ただし、医療上避けることのできない合併症等に対する治療は、通常の保険診療として自己負担が発生しますので、ご理解をお願いいたします。

1.一般項目

各種問診、視診、身体診察、体温測定、血圧測定、身体測定、栄養状態の評価・管理指導、薬剤管理指導など

2.検査・モニター

血液検査(動静脈)、尿・便検査、感染症・免疫学的検査、病理・細胞診検査、髄液検査、穿刺液一般検査、心電図検査、呼吸機能検査、超音波検査、脳波検査、骨密度やマンモグラフィー検査を含むX線一般撮影、X線透視撮影、造影剤を用いないCT・MRI検査、経皮酸素飽和度測定、散瞳検査等を含む眼科検査、鼻咽腔・喉頭ファイバー、肛門鏡検査、子宮鏡検査、嚥下機能評価、手術・透析・血管造影等を行う場合の感染症免疫学的検査(梅毒、B型肝炎、C型肝炎など)など

3.処置

末梢動脈内留置針(カテーテル)挿入・留置、動脈血採血、末梢静脈内留置針(カテーテル)挿入・留置、静脈血採血、持続皮下留置針(カテーテル)挿入・留置、痰等の吸引、経鼻胃管カテーテル挿入・留置、尿道カテーテル挿入・留置、各種チューブやドレーン類の挿入および管理・抜去、口腔ケア等の処置、酸素投与、創傷処置(切開・縫合・抜糸)、鋼線等による直接牽引・介達牽引、関節処置、脱臼整復・固定術、ギプス脱着、弾性ストッキング着用、下肢への間欠的空気圧迫ポンプ装着、ネブライザー処置、鼻出血止血処置、鼻腔・外耳道・咽頭遺物除去、浣腸、洗腸、摘便、採尿、導尿、痔核嵌頓整復、直腸診、ストマ交換、ペッサリー、子宮内避妊具挿入、冷・温罨法、爪切り、CPAP・人工呼吸器管理、死後処置、診療科における各種処置など

4.投薬・投与

通常の投薬、軟膏塗布、湿布貼付、注射(皮下、筋肉等)、末梢静脈内留置針挿入、持続皮下留置針挿入、母乳投与、人工乳投与、胃瘻・腸瘻・胃管・腸管への注入(経腸栄養剤等)など

5.療養

ベッド周囲環境整備(シーツ交換等)、食事介助、おむつ交換、入浴介助、更衣、体位変換、移乗など

6.意識の確認・蘇生処置

生命に関わる緊急の場合、救命を最優先とし、事前の個別同意の手続きを経ず患者さんにとって最善と考える医療を行う場合があります。処置終了後に実施した医療行為について説明を行います。これらの行為にあたっては十分に安全を確認し実施いたしますが、予期せぬ副作用や合併症、偶発症が発生することがあります。この様な場合、治療には最善を尽くしますが、後遺症が残る場合や、生命に関わる場合があります。あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。

7.その他

1)感染症について

新型コロナウイルスやインフルエンザ等は飛沫・空気感染や接触感染するため、病院内でも外部から持ち込まれる可能性があります。特に免疫力が低下している方は、感染リスクが高くなります。入院中は感染対策を徹底していますが、それでも完全に感染を防ぐことは難しい場合があります。万が一、感染が確認された場合は保険診療で検査・治療をいたします。

2)写真・動画撮影、防犯カメラの設置について

治療上必要な場合、病変部・検査・診療行為等の様子を撮影または録音し、記録として保管させていただきます。また、入院中の患者さんの安全や感染予防のため、モニターで観察させていただくことがあります。当院は、防犯や患者さんの見守りなどの目的のため、カメラを設置しております。撮影されたデータは、プライバシーに配慮し、厳重に管理し、一定期間経過後に消去します。

3)地域医療連携等における情報提供

地域の医療機関・調剤薬局・介護施設・在宅支援事業所、公的機関等と連携し、切れ目のない療養環境の構築を推進しています。そのために必要な範囲で、診療情報を提供・共有させていただく場合があります。

4)学生等による臨床実習・研修医・救急救命士の診療参加、業者の立ち合い

当院は臨床研修病院であり、医学生、看護学生、ならびにその他多くの医療職種の学生等が有資格者の監督の下に病棟や外来で臨床実習を行っています。また、指導医の下、研修医や救命救急士が診療に参加します。これらは医療に携わる専門職を養成するための重要な過程であり、当院の公的役割でもありますので、ご理解をお願いいたします。
なお、医療機器の操作や保守点検、手術・検査等における機器の適正使用を支援するため、医療機器メーカー等の業者が診療に立ち会う場合があります。

福島赤十字病院
令和8年8月